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子育て

子供が勉強をしなくて困っている人必見!やる気にさせてしまう方法

かんなもママ

子供が勉強しなくて困っちゃうわ

勉強やりなさい!って言っても逆効果だよね・・・

かんなもパパ

毎日ある子供の宿題。なかなか自分からやらないですよね。

テレビ・動画等の誘惑もあって、夜遅くまで宿題に手を付けず、挙句の果てには次の日の朝にやっていたりとか。

「宿題はやくやりなさい!」と言えば、さらにやる気がなくなって塞ぎ込んでしまう始末。

では、どうしたらいいのでしょか?

この記事はこんな方にオススメです

  • 子供が宿題を自分からやらない
  • 子供に自主性を持たしてあげたい

この記事で解決できること

  • 自分から物事に取り組む力を導き出してあげることができる
  • 心理学を利用することで子供の気持ちが分かる

勉強を嫌がる子供の心理状態を把握することで、物事を解決に向けることができます。

これは、子育て以外のことでも利用できますので、ぜひ記事を読んでいってくださいね!

ではいきましょう!

子供に勉強をやる気にさせる方法は心理学にあった!

脳に刺激を与える画像

子供が勉強するようになる方法

自分から勉強しない子供が、勉強するようになるには3つのステップを踏む必要があります。

ひとつづつ紹介していきますね。

返報性の原理

他人から何か貰ったときに、お返しをしなければならないという感情が「返報性の原理」といいます。

例えば、スーパーの試食コーナーで試食した時、「食べさせてもらったから買わないといけないかな」と感じることがありませんか。

また、高い商品を勧められて断った後に、大幅に値引きされると断りにくくなりますよね。

これは、高い商品を売ることを諦めて値引きするという相手の譲歩に対して、こちらも譲歩しなければという心理が働くからです。

この心理状態を子供の勉強に利用します。

まず、「勉強しなさい!」は効果がないですよね。

そこで譲歩します

「漢字ドリル1ページだけでもいいから宿題してみたら?」

「あれ?いつも勉強しなさいって怒るのに、今日は少しだけやるだけでいいんだ!?」

ここで、返報性の原理が発動します。

では次の段階に進みます。

認知的不協和

認知的不協和とは、自分のもつある認知と他の認知との間に、不一致または不協和が生じることです。

その結果、不協和を解消あるいは低減しようとして行動や態度に変化が起こります。居心地の悪さを表す心理用語となります。

先ほどの返報性の原理によって、「宿題をやった」という認知的不協和が生じます。

  • 宿題をやりたくない
  • 宿題をやった

この不協和を解消しようと、「宿題をやった」ことを正当化しようとします。

「宿題をやりたくない」という感情を否定し、「宿題をやる」ということが正しいと思ってしまうのです。

それでは、次が最終段階です。

サンクコスト効果

サンクコスト(埋没費用)とは、「すでに支払ってしまい、取り返すことのできない金銭的・時間的・労力的なコスト」のことです。

そして、サンクコスト効果とは、「すでに支払ったコストを取り戻そうとする心理効果」です。

サンクコスト効果の影響を受けてしまうと、サンクコストに気が取られ、合理的な意思決定ができなくなります。

返報性の原理」、「認知的不協和」を得て、勉強することを続けると、

「勉強を止めたら今までの時間が無駄になる」というサンクコスト効果が発生してしまいます。

ここまで行けば、自主的に勉強をする子供になっています。

失敗談

寝てしまっている男性

ここで私の失敗談を紹介します。

まず、なぜ失敗したのか

それは親としての欲求が生じてしまったためです。

具体的なお話をしますと

毎日、宿題を夜遅くまでやらず困っていたので「返報性の原理」を実行しようと

かんなもパパ

宿題を1ページでもいいからやろう?

えー1問だけでもいい?

かんなもキッズ

・・・1ページよりさらに少なく要求してきました。

ここで親としての感情が入ってしまいました。息子の要求を飲まずに宿題1ページをするようにと言ってしまい、結果その日は宿題をするのに時間がかかってしまいました。

「1問だけでもいいよ!」と言っていれば、返報性の原理を利用することができたのです。

改善点として、本来しなければいけない部分より少なくても、実行するなら認めてあげましょう。

まとめ

勉強する子供

子供が勉強するようになる方法には、3つの心理的要因が重要となっています。

  1. 返報性の原理
  2. 認知的不協和
  3. サンクコスト効果

1.返報性の原理で「勉強をする」環境をつくる

2.認知的不協和で「勉強をしない」という気持ちを否定してあげます

3.サンクコスト効果で「勉強を辞めたら損する」と感じさせます

これで自主的に勉強する仕組み作りの完成です。これは勉強だけではなくスポーツや趣味などにも応用できますので、ぜひやってみてくださいね!

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